異常なまでの個性が炸裂し、強力な中毒性を胸に刻みつける群像劇!

ＳＢクリエイティブ/ＧＡ文庫『スクランブル・イレギュラー』（著：只木ミロ、イラスト：鳴瀬ひろふみ）

【オススメポイント】
・群像劇
・強力な個性
・非日常

【感想】
誰一人としてまともな登場人物がいない、独特な世界観を放つ群像劇！
誰もが非日常を生きているからこそ、全く予想できない展開の連続に引き込まれる作品です！
そしてどんな状況でもノブレス・オブリージュ(貴族的○○)を掲げるヒロイン・リーゼロッテが可愛くてかっこいい!!
読後に彼女の決め台詞が胸に残りました。

【備考】
第１０回ＧＡ文庫大賞《優秀賞》受賞作！

【あらすじ】

超豪華飛行船ヴィクトリア号で発生した爆発テロ。

ある目的で船に乗り込んだお人好しの小説家・ヴィクトは、貴族的使命に異常にこだわる令嬢・リーゼロッテと出会い、乗客を救うために奔走することになる。

船に乗り合わせたのは、一言で身体の自由を奪う天才幼女催眠術師、臆病な最老の殺し屋、自縛を繰り返すテロリスト、あらゆる幸運を労せず手に入れる男、そして――悪魔。

「わたくしのノブ・オブをご覧に入れますわー！」
「とうとう略しだしたよ……」

非日常の跋扈する船内、ヴィクトは少女を救い、目的を果たせるのか。

第１０回ＧＡ文庫大賞・優秀賞受賞の群像・狂想曲、ここに開幕――

『スクランブル・イレギュラー』

【著者】
 只木ミロ

【イラスト】
鳴瀬ひろふみ

《著者名・別作品》
 ファンタジア文庫『魔王倒したあと、目立ちたくないのでギルドマスターになった』
 他…

【出版社】
 ＳＢクリエイティブ/ＧＡ文庫

【価格】
 600円+税
 
【発売日】
 2018/12/15

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