おすすめライトノベル紹介
11.112019
おすすめライトノベル紹介vol.133『ぼくの妹は息をしている(仮)』
日時:20191111
芳林堂書店みずほ台店のライトノベル担当・Mによる、おすすめラノベ紹介!
芳林堂書店みずほ台店のライトノベル担当・Mによる、おすすめラノベ紹介!
予想のつかない展開の連続に、どんどん没入していく物語――!
KADOKAWA/電撃文庫『僕の妹は息をしている(仮)』(著:鹿路けりま、イラスト:せんちゃ)
【オススメポイント】
・メタフィクション
・SF
・妹
【感想】
この作品には他の作品にはないくらいに圧倒的な「読ませる力」を感じました。
物語の主人公となった見元ケイが巻き込まれる事象は、どれも想像のつかない展開を迎えていき、どんどんと物語世界へと没入していきました。
メタ的に語られる、不思議な世界観が魅力的な作品でした。
【備考】
【あらすじ】
「人を殺す小説を書きてえなあ」
どうせ小説を書くのならそんな小説がいいと、僕は常々思っていた。
そしてかばんの中には、そんなぼくの「処女作」がある。
そう、自分の「脳」を用いた自動執筆装置によって、ぼくはついに小説の作者になったのだ。
さて、どんな物語が出来るのだろうか。
最初に登場したのは真っ白な髪をした美少女、妹のユキ。
風呂まで一緒に入りたがる兄離れできない甘えん坊。
ん? なんか萌え萌えしたラノベ的波動を感じるが、ぼくの小説に限って――。うぅ――。
意識を取り戻したぼくを、金髪美少女のかりんが迎える。
「あなたの小説について、先生がお待ちです――」
さっきのは夢? ぼ、ぼくの小説は――?
『ぼくの妹は息をしている(仮)』 【著者】 鹿路けりま 【イラスト】 せんちゃ 【出版社】 KADOKAWA/電撃文庫 【価格】 630円+税 【発売日】 2019/11/09
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