部活存続のために、アニメ好きたちが奔走する学園青春ラノベ！

KADOKAWA/電撃文庫『ぼくたちの青春は覇権を取れない。』（著：有象利路、イラスト：うまくち醤油）

【オススメポイント】
・青春
・ラブコメ
・ミステリー
・アニメ

【感想】
強烈な個性を持つ部長の行動に、目が離せなくなる青春ラノベ！
ミステリーを交えつつも進んでいく物語は、アニメに対する熱意に溢れていて面白いです！

【備考】
第24回電撃小説大賞《最終選考作》

【あらすじ】

「どんな人間であれ、一日でアニメを約５７本しか観ることができない」

ぼく、こと坂井九太郎が所属するアニ研部は、上記のような迷信を乱発する部長をリーダーとするダラダラ部活動だ。

(ちなみに３０分アニメからCMを抜くとOPED含め実質25分だからそれで計算して57本らしい。なんてアニメバカなんだろう)。

部員はぼくと部長と、部長の幼馴染みさん(女性。現実にいるんだ……なんてアニメキャラっぽいんだろう)の3人のみ。

生徒会にも目をつけられているようだし、果たして今後どうなるのかなと思っていたところに、来訪者が現れた。

それはぼくの学年で一番注目を集めている美少女・岩根美弥美さん。

彼女の出現を皮切りに、部には「アニメ」にまつわるちょっとした事件が次々と巻き起こり――？

『ぼくたちの青春は覇権を取れない。』

【著者】
 有象利路

【イラスト】
うまくち醤油

【出版社】
 KADOKAWA

【価格】
 630円+税
 
【発売日】
 2018/4/10

■過去記事はこちらからチェック！→ おすすめライトノベル紹介