おすすめライトノベル紹介
6.112018
おすすめライトノベル紹介vol.23『地球最後のゾンビ』
日時:20180611
芳林堂書店みずほ台店のライトノベル担当・Mによる、おすすめラノベ紹介!
芳林堂書店みずほ台店のライトノベル担当・Mによる、おすすめラノベ紹介!
地球最後のゾンビとの旅路、彼女の笑顔が忘れられない物語
KADOKAWA/電撃文庫『地球最後のゾンビ』(著:鳩見すた、イラスト:つくぐ)
【オススメポイント】
・セカイ系
・ラブストーリー
・青春
・感動
・旅
・ゾンビ
【感想】
ゾンビに襲われる作品は数あれど、それが終結した後の世界を描いた作品は数少ないかと思います。
再起を目指す世界の中、ゾンビの少女・エコは死が迫りながらも前向きに旅をする。
読後に残るのは、そんな彼女の姿。
明かされる過去や秘密にドキドキしながらも、彼女の浮かべた笑顔が忘れられない物語です。
【備考】
【あらすじ】
全世界を襲ったゾンビパンデミックから5年後――、人類はほぼ絶滅していた。
荒廃した東京をひとりさすらう少年ユキトはある日、「死ぬまでにやりたい10のこと」のため北海道を目指し旅をしている少女エコと出会う。
いつも笑顔で明るい彼女だが、その正体は他に例のない“ゾンビ化していないゾンビ”だった。
彼女の死を見届けるため、人類の敵とふたり旅に出ることにしたユキト。
決意を胸に、朝日とともにいざ出発しようとするとエコがかわいく抗議の声を上げた。
「ゆっくんは、デリカシーないなあ。支度はすぐだけど、昼間は出たくないの」
とがった口先が、つまらなさそうに続ける。
「腐っちゃうから」
『地球最後のゾンビ』 【著者】 鳩見すた 《著者名・別作品》 メディアワークス文庫『アリクイのいんぼう』 他… 【イラスト】 つくぐ 《著者名・別作品》 MFブックス『ドラグーン』 他… 【出版社】 KADOKAWA/電撃文庫 【価格】 630円+税 【発売日】 2018/06/09
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