おすすめライトノベル紹介
5.122018
おすすめライトノベル紹介vol.16『三角の距離は限りないゼロ』
日時:20150512
芳林堂書店みずほ台店のライトノベル担当・Mによる、おすすめラノベ紹介!
芳林堂書店みずほ台店のライトノベル担当・Mによる、おすすめラノベ紹介!
二重人格の少女と「自分を偽る」少年の、歪な三角関係恋物語
KADOKAWA/電撃文庫『三角の距離は限りないゼロ』(著:岬鷺宮、イラスト:Hiten)
【オススメポイント】
・ラブストーリー
・三角関係
・多重人格
【感想】
人前で「偽りの自分」を演じてしまう少年と、二重人格の少女との歪な三角関係恋物語。
外見は同じでも、人格が変われば別人になってしまう。
だからこそそんな普通じゃない三角関係だからこそうまくいかない恋物語に、心を掴まれます。
そして人間関係に悩む姿は、自らに通じるものがあって深く共感します。
【備考】
【あらすじ】
人前でどうしても「偽りの自分」を演じてしまう僕。
そんな僕が恋に落ちた相手は、どんなときにも自分を貫く物静かな転校生、水瀬秋玻だった。
けれど、彼女の中にはもう一人――優しくて、どこか抜けた少女、水瀬春珂がいた。
「一人」の中にいる「二人」……多重人格の「秋玻」と「春珂」。
僕は春珂が秋玻を演じる学校生活がうまく行くよう手を貸す代わりに、秋玻への恋を応援してもらうようになる。
そうして始まった僕と「彼女たち」の不思議で歪な三角関係は、けれど僕が彼女たちの秘密を知るにつれて、奇妙にねじれて――不確かな僕らの距離はどこまでも限りなく、ゼロに近づいていく。
これは僕と彼女と彼女が紡ぐ、三角関係恋物語。
『三角の距離は限りないゼロ』 【著者】 岬鷺宮 《著者名・別作品》 電撃文庫『読者と主人公と二人のこれから』 他… 【イラスト】 Hiten 《著者名・別作品》 MF文庫J『※妹を大切にするのも大切なお仕事です。』 他… 【出版社】 KADOKAWA/電撃文庫 【価格】 610円+税 【発売日】 2018/05/10
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